- えんざ
- I
えんざ【円座・円坐】(1)たくさんの人が, 円く円の形をつくってすわること。 車座(クルマザ)。
「~して語り合う」
(2)わら・藺(イ)・菅(スゲ)などの植物の茎を, 渦巻のかたちに円く平らに編んでつくった敷物。 すわる時に敷く。 わろうだ。 ﹝季﹞夏。 《君束ねば~さみしくしまひけり/村上鬼城》(3)茶道で, 腰掛け待合に置く敷物。 真菰(マコモ)・竹の皮などを円形に編んだもので, 蒲(ガマ)の葉製が最上とされる。IIえんざ【宴座】(1)〔仏〕(「燕座」とも書く)座禅すること。(2)宮中で節会(セチエ)・大饗(タイキヨウ)などの時に, 杯のやりとりの儀礼を行なった酒宴の座。 宴の座。→ 穏座IIIえんざ【縁座・縁坐】犯罪人の親族・縁者が連帯責任で罪を負い罰せられること。 大宝律から行われ, 時代によって異なるが明治初年まで続いた。→ 連座
Japanese explanatory dictionaries. 2013.